ラブホの清掃

マジ?リゾートバイトのつもりがラブホの清掃係になった女子大生の話

ラブホのバイトってどこで募集しているのか分かりませんよね?

求人の多くが、ファッションホテルのベットメイク係なんて書いているもんだから、ウブな女子は普通のホテルだと思い、面接に行ってから面食らってしまう…。

そんな日常が今日も繰り広げられているのです。

色々経験してきたが最後にラブホのバイトに行きつく

36歳、現在3児を育てている主婦です。

高校生の3年間は某ファイリーレストランのウェートレス。大学4年間はラブホテルのベットメイキングと六本木でホステスのアルバイトも同時にしていた、ある意味バリバリのキャリアウーマンを経て製造工場に就職が決まりました。

現在は育休のため主婦一本と言いたいところですが、内職しています。

高校3年間、勉強どころかバイトに明け暮れとにかく働く事が大好きでした。大学は関東方面に進学だったので、バイトもまた一から探すことになりました。関東圏の仕事は業種も多く、こんな仕事もあるの?と見入っては驚くばかりで探しているのも楽しかったですね。

地域によって最低賃金も違い、同じ会社・職場でも時給に差がある事や勤務形態にも種類があったりと、いろいろ違いを見ているうちに、だんだんと業種や時給の感覚も麻痺していきます。

そして辿り着いたのが、ファッションホテルのベットメイク業。

今でこそ、ファッションホテルという言葉も認知度が上がってきましたが、当時は聞いた事がなく私が若かったのもあり知識は薄く、東京ってやっぱり最先端だな〜なんて思うくらい。

ファッション=女性専用の宿泊施設とまで勝手に思い込んでいたほど、純粋な気持ちのまま面接の電話をしてしまいました。

私がバイト先を見つけた情報誌は、anでした。某大手チェーンのビジネスホテルや有名高級ホテルのベットメイク・清掃係も多数掲載されていました。

ラブホのベットメイキングを否定するつもりはありませんが、高時給バイトのようなカテゴリー分けをされていなかったので、シフトも自由が効いて勤務時間帯も選べるおしゃれなファッションホテルでの清掃ならいいかなと考えました。

時給は950円、22時以降は1,000円以上!深夜手当も交通費も支給!もう何も迷う事なく電話をしたのを覚えています。

ラブホのバイトは怖いオジサンが面接するイメージ

住所をたどっていくうちに、やっとあれ?まさか?と純粋な私は気づき始めます。

今のようにGoogleや情報提供も少ない時代で、粗い画像で見たホテルの外観はまるで最先端なリゾートホテルでしたが、現実はばっちりラブホテルでした。

仕事内容に不安というよりも、この面接をどうしようかという不安に追い込まれます。

ただ人間追い込まれると、逃げる人もいれば、このまま突っ走ってしまえという人もいて、私は後者でとにかく突っ走って面接に行くという選択に至りました。

怖い人が面接官で殺されたらどうしようとか、もしかしたらあの情報広告すら嘘だったのかもなんていう不安ばかり。

今考えると、ラブホテルを利用する時はそんな事も思わず、欲とムードに流されて行くくせに、働くとなるとすごく失礼なイメージと、ファッションホテルがラブホテルだったと勝手に思い込んだ自分が悪いという罪の意識はなく、東京はやっぱり怖い街だと都合よく街のせいにしてしまう自分が一番怖いですよね。

それでも勇気を出して面接に行ったら、なんと即採用。

そして初めてここで仕事への不安が湧いてきたんです。ラブホテルの掃除なんて、あんなものもこんなもの掃除するのよね?!とやっとそこ陥りました。

清掃バイトはエレベータを使えず階段移動で毎日重労働

とにかく、どの日もどの時間帯も大変でしたね。

採用が決まってからというもの、彼氏と行ったラブホテルはどうだったかなんて思い出しながら、掃除する場所や気をつけなきゃならない事をシュミレーションして、試用期間中は足を引っ張らないようにと、しばらく不安と共に働いていました。

時間勝負の仕事だし、ラブホテルは夜の利用が多いイメージを抱いていたので、まずは大学がない日中にシフトを入れて慣れていこうなんて考えていましたが、自分の考えが甘くびっくりしました。

これも勝手な想像ですが、ディープな関係性なんだろうなと匂わせる方が多く、とにかく日中も利用する方が多いんです。退出が重なると、清掃陣も手分けして掃除に励みました。

お客様と鉢合わせしないように、エレベーターは使えないので階段の上り下りは当たり前。

シーツやタオルも一気に持つとかなりの重さがあるので、なかなかの重労働。初めは、嘘でしょ〜これも片付けないといけないの?!なんて立ち尽くしてしまう事もありましたが、待機ルームにお客様がいる時は、そんな泣き言は言ってられません。

待機ルームでHを始めちゃう人はいなかったにしても、前段階まで盛り上がってしまう方々が多く、ソファーの汚れを掃除するハメになってしまうんです。だから、仕事はなるべく増やしたくないという思いから、とにかく必死で清掃しました。

毎回、勤務時間なんてあっという間に終わる感じでしたね。辛いから辞めたい、飽きから別のところで働きたいと思う事もなく、内容は大変ですがバイトの日が楽しかったです。

いかに、さっきまで入室者がいましたという雰囲気を消すかに命かけて働いていましたし、ラブホテルに限らず宿泊先の清掃の行き届きなども目にいくようになり、外観やサービスが良くてももう利用しないなと思うこともあります。

子供にもここはこうした方がキレイだし、こういうホテルは良くないかなと教える事もあります。

髪の毛一本も落とさない!ラブホ清掃係の意地と誇り

清掃する部屋がない時はゆっくりできるなんて思って、この仕事を受けてはなりません。

時給が高いのも、ちゃんと理由があります。

欲を満たす場所ですし、片付けや少しでもキレイにして帰るというお客様は少なく、事件でもあったの?!と毎回と言いたくなるほど退出後の部屋を見て驚きましたね。

それでも次から次へとお客様を待たす事なくお部屋に通す。もしかしたら掃除している部屋を選んで入室したいという常連客もいるかもしれないと思うと、こんな汚物べったりのシーツは掃除できないなんて泣き言を言っている場合ではない職場です。

私はパートの方たちとも相性が良く、この部屋を使うのは今日あなた達が初めてですという雰囲気と空間に、いかに早く仕上げる事ができるか共感と時間短縮への競争心が芽生え、何分で掃除し終えるか競争していましたね。

慣れるとなんでもそうですが、コツや要領も抑える事ができます。利用者の顔がわからなくても部屋の使用パターンが分かってしまいますから、自らの清掃に対する戦略を沢山編み出しましたね。

ベットメイクだけではなく、お風呂の掃除、水滴一粒残らず拭き取る、不足のアメニティー補充、大事な作業がいくつもあり気は抜けません。

自分の髪の毛が落ちないかも気を張って仕事をしていましたので、たかだがラブホの掃除でしょ?なんて考えてこの仕事を受けていては勤まりません。

あとは、地元のホテルだと知り合いが利用するという事もなきにしもあらずです。言いたくなるのも分からなくもありませんが、プライバシーだけは絶対に守るようにしましょうね。

リゾートバイトと間違えてラブホの清掃係になった女子

今回の体験談はいかがでしたか?

ちょっと間の抜けた感じがする女子でしたが、間違って応募してくる学生さんは後を絶ちませんね。

まぁ、職場的には普通のビジネスホテルと変わりないんですが…。

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